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練習問題などのビデオ解説

ギリシア語では、英語と同じように、多くの名詞には定冠詞がつきものです。どんなに多いかというと、新約聖書の語彙数は138,629ですが、そのうち、19,737の語彙がなんと定冠詞なのです。すなわち、定冠詞が分かると、新約聖書の全語彙の14%も分かるということになります(それだけでは全く意味はとれないのは残念ですけどね )。

では、『エレメンツ』の次の項目を読んで、練習問題2.5を訳してみましょう。

2.4 (定)冠詞
2.5 冠詞の特殊用法

名詞の主格と対格の練習が続きますが、やっと動詞と名詞によって構成された文を読む時が来ました。Yes!

練習問題2.3.3では、現在形動詞+男性名詞(主格と対格)が問題となっています。ビデオを見る時、問題ごとに、その文の朗読を聞いてからビデオを一時停止して、

  1. 読む練習をすること
  2. ノートを見ないで訳してみること

『エレメンツ』の関係項目

2.3.2 主格と対格の機能と意味
2.3.3 文章の作成

ギリシア語の名詞は、文や語句においての文法的な役割によっては、言葉の語尾に様々な変化が生じます。今回のビデオでは、λογος (言葉)という男性名詞と同じ変化パターンに従う名詞を問題にして、説明しています。

『エレメンツ』第2章で次の項目を読んで、2.3.1の練習問題をやってみてください。

2.3 格:主格と対格
2.3.1 λογοςの変化

前回のビデオでは、λυω と同じ変化パターンに従う動詞の現在形を練習しました。今回のビデオでは、 φιλεω のように、辞書形が –εω で終わる動詞のパターンを扱っている「練習問題2.2」を解説しています。

『エレメンツ』第2章で次の項目を読んで、2.2の練習問題に挑戦してみてください。

2.2 −ε・ω動詞(φιλε・ω)の現在形

ギリシア語の動詞には様々な変化があります。今回のビデオでは、その最も基本的で規則的な形である現在形を扱っている「練習問題2.1.2」を解説しています。

この練習問題に挑戦する前に、『エレメンツ』第2章で次の項目を読んでください。

2.1. λυω の現在形
2.1.1. 語幹、語尾、語形変化
2.1.2 現在形の意味