前置詞「ἐκ」の例文

ランドル ショート —  2013年5月14日

前置詞 ἐκ + 属格(Genitive)

〜から(外へ)

ἐκ τῶν οὐρανῶν = 天から

また天から(ἐκ τῶν οὐρανῶν)声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。(マタイ3:17)

ἐκ τοῦ ἀνθρώπου = 人の中から

すべて外から人の中にはいって、人をけがしうるものはない。かえって、人の中から(ἐκ τοῦ ἀνθρώπου)出てくるものが、人をけがすのである。(マルコ7:15)

ἐξ οὐρανοῦ = 天から/ἐξ ἀνθρώπων = 人から

ヨハネのバプテスマは、天から(*ἐξ οὐρανοῦ)であったか、人から(ἐξ ἀνθρώπων)であったか」。(ルカ20:4)

*次の語彙が母音で始まるとき、ἐκ はἐξ となります。

ἐκ γῆς = 地から/ἐξ οὐρανοῦ = 天から

第一の人は地から(ἐκ γῆς)出て土に属し、第二の人は天から(ἐξ οὐρανοῦ)来る。(1コリント15:47)