現在形不定法の練習を続けましょう(パターンの説明のためには第1回のポストをご覧ください)。
それぞれの文が使われそうなコンテキストを想像しながら、声に出してゆっくり読みましょう。
現在形不定法の応用文
- δεῖ διδάσκειν τὸν ὄχλον.
- δεῖ δοξάζειν τὸν θεόν. *続きを読む*
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『エレメンツ』第7章の中間テスト問4は、
δεῖ λέγειν τῷ Τιμοθέῳ.
テモテに話し続ける必要があります。
という文で、δεῖ (~することが必要である)+ λέγω (言う)の現在形不定法 + 「テモテ」の与格によって構成されています。
δεῖ という三人称単数の動詞(辞書形 = δέω)は、前回の ἔξεστι と同じように不定詞とよくペアされる動詞です。
では、これから4回にわたって、δεῖ + 様々な動詞の現在形不定法によってできた短文を練習しましょう。これから出てくる単語や文法をしっかり身に付けるために、それぞれの文が使われそうなコンテキストを想像しながら、声に出してゆっくり読みましょう。
『エレメンツ』第7章の中間テスト問3は、
ἔξεστι λαλῆσαι;
語ることが可能ですか。
ἔξεστι + λαλέω (話す、語る)のアオリスト形不定法となっています。
ἔξεστι は、「~することが可能である」、「~することが許されている」、「~することが律法にかなっている」等と意味していることから、不定詞とよくペアされる動詞です。
今回と次回は、ἔξεστι + 様々な動詞のアオリスト形不定法によってできた短文を練習しましょう。それぞれの動詞の形に注目しながら、文の意味を考えてみてください。また、疑問符( ; )にも注意してください。
アオリスト形の命令法(二人称)を中心にした練習の第3回です。今回は、-εω 動詞を用いた文を読んでみましょう。
以下の短文が含まれそうなコンテキストやストーリーを想像しながら読んでみてください。そして、理解を持ってスムーズに読めるまで、時々ここに戻ってきて挑戦し続けてください。