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『エレメンツ』第4章の中間テスト問3は、次のことを練習するのに良い構文です。περί という前置詞+属格の意味、代名詞、単数名詞の属格、直説法現在形三人称、様々な単語。

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前置詞 ἐπί + 属格(Genitive)

〜の上に、上で

ἐπὶ γῆς = 地の上に

御国がきますように。みこころが天に(ἐν οὐρανῷ)行われるとおり、地に(ἐπὶ γῆς)も行われますように。(マタイ6:10)

ἐπὶ τῆς θαλάσσης = 海の上

弟子たちは、イエスが海の上を(ἐπὶ τῆς θαλάσσης)歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。(マタイ14:26)

ἐπὶ γῆς = 地の上で

「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上で(ἐπὶ γῆς)は、み心にかなう人々に(ἐν ἀνθρώποις)平和があるように」。(ルカ2:14)

ἐπὶ τοῦ σταυροῦ = 十字架の上に

ピラトは罪状書きを書いて、十字架の上に(ἐπὶ τοῦ σταυροῦ)かけさせた。それには「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と書いてあった。(ヨハネ 19:19)

 

前置詞 ἐπί + 対格(Accusative)と比較しましょう

前置詞 ἐπί + 対格(Accusative)

〜の上に

ἐπὶ τὸν υἱὸν τοῦ ἀνθρώπου = 人の子の上に

また言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。天が開けて、神の御使たちが人の子の上に(ἐπὶ τὸν υἱὸν τοῦ ἀνθρώπου)上り下りするのを、あなたがたは見るであろう」。(ヨハネ1:51)

ἐπὶ τοὺς δούλους = 僕たちの上に

その時には、わたしの男女の僕たちに(ἐπὶ τοὺς δούλους μου καὶ ἐπὶ τὰς δούλας)もわたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。(使徒2:18)

ἐπὶ τοὺς ἀνθρώπους = 人々の上に

また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に(ἐπὶ τοὺς ἀνθρώπους)降ってきた。人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。その災害が、非常に大きかったからである。(黙示録16:21)

 

前置詞 ἐπί + 属格と比較しましょう

前置詞 πρός + 対格(Accusative)

〜へ、へ向かった

πρὸς αὐτὸν = 彼へ / πρὸς τὴν θάλασσαν = 海へ

イエスはまたも、海べで教えはじめられた。おびただしい群衆がみもとに(πρὸς αὐτὸν)集まったので、イエスは舟に乗ってすわったまま、海上におられ、群衆はみな海に沿って(πρὸς τὴν θάλασσαν)陸地にいた。(マルコ4:1)

πρός με = 私へ

しかも、あなたがたは、命を得るためにわたしのもとに(πρός με)こようともしない。(ヨハネ5:40)

πρόσωπον πρὸς πρόσωπον = face to face

わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて(πρόσωπον πρὸς πρόσωπον)、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。しかしその時には、わたしが完全に知られているように、完全に知るであろう。(1コリント13:12)

練習しましょう

前置詞「πρός」+対格(~へ、へ向かって)の応用文

『エレメンツ』第4章の中間テスト問2は、

ὁ Ἰησοῦς ἄγει τοὺς ἀδελφοὺς πρὸς τὰ πλοῖα.
イエスは兄弟たちを舟(複)の方へ導いています。

となっています。次のことを練習するのに良い構文です。 *続きを読む*